10月の本『ミュージアムグッズのチカラ』・『ミュージアムグッズのチカラ2』
10月の本『ミュージアムグッズのチカラ』・『ミュージアムグッズのチカラ2』
秋といえば『○○の秋』
○○にはどんな言葉が思い浮かびますか?
いろいろありますが、『読書』と『芸術』、楽しく知識を深める秋にぴったりの1冊を紹介します。
10月に紹介する本は
『ミュージアムグッズのチカラ』・『ミュージアムグッズのチカラ2』
著者 大澤夏美
出版社 図書刊行会
発行年 2021・2022
日本全国のミュージアムグッズが紹介されていて、ページをめくるたびに楽しくて、
「ここへ行ってみたい!」「行ってみよう!」といつのまにか気持ちが上向きになっていました。
著者はデザインを学び、ミュージアムグッズを研究、現在は「ミュージアムグッズ」愛好家という専門家。ミュージアムグッズがただの雑貨ではないことを教えてくれます。
博物館の所蔵品やその土地ゆかりのものとのコラボなど、デザインに学術的な面まで織り込まれたグッズにはユニークな魅力があふれています。そこにしかない特別感がきらりと光ります。
博物館まで足を運び、展示を鑑賞し、博物館と地域の伝えたいものを感じて、そして思い出のミュージアムグッズを探したいです。
ミュージアムグッズには「その博物館が大切にしたいもの、守りたいものの魅力が込められている」
「ミュージアムグッズは思い出を持ち帰るための大切なツールなのです。」
著者の言葉にうなづきました。
私の体験談として、この本を開いていると自然とまわりに人が集まって、いつの間にか数人で「かわいい!」やら「行きたい!」などと、わいわいとにぎやかな息抜きタイムに。
試しに、お仕事の休憩中に開いてみてはいかがでしょうか?
ひとりでじっくり見直せば、旅行へ行きたい気持ちがむくむくわいてきます。
秋のお出かけに背中を押される1冊です。ぜひ手に取ってみてください。
snowy