MAUVIEL

フランス・ノルマンディ、古くから鋳造工房が多いことで有名な“VilledieulesPoeles(鍋の神様)村” に、1830年ー MAUVIEL は設立されました。 ノルマンディ地方は豊かな自然と共に、食の宝庫としても知られています。特にバターは有名で、「良質のバターさえあれば、 たとえどんな場所にいても美味しいフランス料理ができる」と言われるほど大事なものです。果樹園にたわわに実るリンゴや チェリーも、この地方の豊かな食文化の大切な担い手です。

MAUVIEL の前身はフランスの教会の鐘をつくる工房でした。 豊かな食材を買付に訪れるシェフの依頼を受けて鍋を創り始め、その品質の良さで評判を呼んだ結果、MAUVIEL 創立に至ります。料理する人との「共同作業」で生まれたフォルムは加工技術と共に伝えられ、受け継がれています。今も高級フレンチ、ヌーベルフレンチ、イタリアンそしてスイーツ(製菓)等、現代の厨房には MAUVIEL 製品は不可欠です。 伝統的な技法を守りながら製造を続け、料理人の情熱に応えるその高い性能は、創業から約 200 年経った今も、世界で愛され続けています。

M’heritage

200年近くの歳月を経ても変わらない品質へのこだわり、そして「料理することが心地よい」フォルム、デザイン。
そんなMAUVIELの伝統を色濃く伝える、”M’heritage(エムヘリテイジ)”シリーズです。
昔ながらの加工方法を守っているため、IHはお使い頂けません。
熱伝導が素晴らしいので強火での調理は、ほぼ必要なく、お米やお豆を炊くと、ほっくりとした美味しさに仕上がります。
1.5㎜厚のボディは90%がコパー、内側10%がステンレス素材でできています。
熱伝導率がステンレスと比べ約25倍とされる銅のメリット、そして劣化やお手入れのし易さを考えた結果です。
シェフの厨房では、銅鍋を磨く事が修行のひとつとされていますが、経年変化していく銅素材そのものの色を味わう楽しさもあるかも知れません。

M’cook

美しさが長続きする、品質の高いステンレス素材を使った5層構造(ステンレス/アルミ/アルミ/アルミ/ステンレス)のお鍋です。
アルミを中央に挟んだのは、熱伝導を助ける為、それからIH用にお使い頂けるための加工を施したからです。
オリジナルの素材板を円形に切り出し、40トンの重みの凹凸の型を使って打って成型していますから、底面~側面まで厚みが均一です。
熱ムラなく、素材の美味しさを引き立たせるためのこだわりです。
無水調理はもちろん、片手鍋でお肉を調理し、仕上げにオーブンで焼き目…なども可能です。
本格的にお料理する方も、これから始める方も、基本のお鍋としてお勧めするシリーズです。

M’elite

MAUVIELで人気のステンレスシリーズ“M’cook”のボディに、伝統技術の一つである手作業のハンマード(鎚目)仕上げを施した“M’elite(エムエリート)”シリーズ。
IH対応可能なうえに、テーブルでお使い頂けるアイテムとして、お使いの食器やカトラリー類ともコーディネート可能な美しさで人気のシリーズです。
MAUVIEL創業当初、そのほとんどの商品がハンマード仕上げで生産されていました。
伝統的なフォルムを大切に、フランスの伝統技術を表した装飾性と、表面積が広がることに余熱伝導の良さが共存しています。

キャセロールは、ポトフなどフランス料理はもちろんのこと、日本の鍋料理にもしっくり馴染みます。
パエリアパンは熱伝導の良さにより、より香ばしく仕上がります。
別売りで同じサイズの蓋もご用意しております。

M’minis